塵のロンド
2023年01月23日
綿製品や化学繊維のけばけばした形状に日々剥がれ落ちる私達の細胞やら毛髪、そして地球に摩擦という物理現象がある限りにおいては人間は塵や埃から逃れられないものだと思う。
特に日本では可燃ごみの回収袋が自治体毎に設定されているので出たゴミは、そこにダイレクトに入れるのが最短コースなのだと思う。
部屋に設置している小さなゴミ箱に入れると、1段階遠くなるけれど一応処理できたような気分にすることが出来る。
気になった小さなゴミがあったとして摘んで端に寄せただけでは忘れられて、また日々屋内で起こる風に舞い上げられて移動して、どこかに吹き寄せられてしまう。
この塵や埃の舞い踊りを終わらせることが出来るように個人的に早くなりたいなぁ、と思う今日この頃。